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【初心者向け】サーキット走行|準備からコースインまで紹介します!

みなさん、こんにちは! ゆうです。

「サーキットを走ってみたいけど、どうすればいいの?」

このような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか

そこで今回は 、サーキット初心者の方でも分かりやすく、サーキットの準備から走行終了までを紹介します。

筑波サーキットを例に紹介しますが、他のサーキット走行を考えている方も基本は同じですので、ぜひ見ていってください。

目次

サーキットの紹介

今回紹介するサーキットは筑波サーキット。

一周 1000m のコース1000。 その名の通りのサーキットですね。

コース全体が見れるので、状況がすぐにわかります。

コースのアウト側も広く、壁までの距離があるため、安心して走れます!

“初心者” や “久しぶりのサーキットの方” にはおススメのサーキットです。

筑波サーキット
コース1000見取り図

受付

まずはコントロールタワーで受付。

コントロールタワー

何人か待っているので後ろに並びます。 現在コロナウィルスの感染対策で中へ入れる人数を2名までに制限されています。

コントロールタワー入り口

入り口前のテーブルに受付表があるので、待っている間に念書を記入します。

念書は筑波サーキットのウェブサイトからダウンロードできますので、事前に記入しておくとスムーズです。

念書はサーキットを走るうえで必ず提出が必要になります。 きちんと内容を確認して納得の上で記入しましょう。

裏面には 新型コロナウィルス関連の問診票があるので書き忘れにご注意ください。

タワー内の受付で先ほど記入した念書とライセンスを提示します。 走行の時間帯を聞かれるので 自分の走りたい時間を伝えましょう。複数の時間帯のチケットを購入できます。

また、 受付係に走る台数を聞いておくのもいいかもしれません。 なるべく少ない台数の走行時間帯の方が 走りやすいので!

チケットの他に受付番号をもらえますので、次に受付でチケットを購入する場合はライセンスの代わりにその受付番号を伝えます。

チケットの紛失にはご注意下さい。

走行準備

チケットを購入したら、その走行時間帯までに走行の準備しましょう。

実際に自分達がどんな準備をしたのか書きました。 参考にしてみてください。

フロアマットも含めて車内の荷物をすべて外に出しておきます。

ライト類のテーピング

ライト類がガラス製の場合は テーピングします。 壊れた時の飛散防止です。

AE86はガラス製なので ヘッドライトにテープを張ります。

ヘッドライトのテーピング

エンジンオイルの確認

エンジンのオイルゲージを確認します。 ゲージのオイルを拭いてエンジンに一度戻した後のオイルを確認しましょう。

オイルの量だけでなく、色も確認してください。色が濃いとエンジンに悪影響があるので注意しましょう。

エンジンルーム
エンジンオイルの量と色を確認

タイヤの空気圧チェック

タイヤの空気圧を測ります。 空気圧が低い場合は空気を入れておきましょう。

僕はタイヤが Neova AD07の場合に、温感230kPaにするために冷感200kPaにしています。ご参考に!

空気圧の最終調節は走行の数分前に行うので、冷感の空気圧は想定よりも少し高めに入れておくことをおススメします。

理由は空気圧を調整してから走行までの時間が長いと、温度や天気によっては設定した空気圧が変わってしまうためです。

空気を入れる工具が無い場合は コントロールタワーの受付に伝えれば、貸してもらえます。

タイヤをエアゲージで空気圧をチェック

ホイールナットの締め付けトルク確認

ホイールナットの締め付けトルクをしっかりチェックしておきましょう。

トルクレンチを使って必要なトルク以上で締まっているか確認します。 すべてチェックした後に不安を感じたらもう一度確認しておきましょう。 走行中にホイールが外れてしまうと大変危険です。

ちなみに 僕は 100Nmで締めています。きちんと規定トルクで締めてください。

トルクレンチの締め付けトルク設定
ホイールナット締め付け

これで走行前の車の点検は終わりました。

今回はあくまで走行前の簡単なチェックです。 紹介した点検以外についても定期的にメンテナンスしてください。

計測器の取り付け

次に走行時のラップタイムを計るために計測器を付けます。

計測器を持っていない方はコントロールタワー受付で有料で借りられます。 計測器が必要な方はチケット購入時に受付に伝えてください。 走行後にはラップタイムが記載された記録用紙をもらえます。

僕は P-LAPIII を使用しています。サーキットには磁気バーが設置されていて それにセンサーが反応してラップタイムが計測されます。 走行中にラップタイムが確認できるので長年使用しています。

P-LAP本体の取り付け部が無いので エアコン吹き出し口の下にガムテープで留めています。

センサーは助手席側の車体外側に留めています。 内側でも大丈夫だと思いますが、外側方が磁気を読み取りやいのではと…

計測器 P-LAPIIIの本体
計測器 P-LAPIIIのセンサー

P-LAPの他に DigSpice という GPSデータロガーも取り付けています。

速度, G, コースラインも確認できるのでとても便利です。

DigSpice取り付け
DigSpice

これで走行前の準備は完了しました。

あとは 走行時間を待つのみです。

ブリーフィング

筑波サーキットでは 1走行目の45分前に アドバイザーがブリーフィングを行ってくれます。当日のコース状況やアドバイスが聞けるので、ぜひ参加してみてください。

アドバイザーによるブリーフィングが実施される日程が筑波サーキットのホームページに記載されていますので、事前にご確認ください。

サーキットアドバイザーによるブリーフィング

また、ブリーフィング後に アドバイザー先導の下、サーキット走行ができるので、初心者の方は参加をおススメします。

コースのライン取りを見れるので、なるべく先頭に並んで、アドバイザーの走行ラインをきちんとトレースしましょう!

また、アドバイザーから走行のレクチャーを受けることができます。 丁寧にアドバイスしてもらえるので、ぜひ声を掛けてみてください!

コースの状況確認

走行時間が近くなったら 最終準備をします。

前の走行枠の事故やオイル漏れ等によるコース状況によって走行時間に変更があるかもしれないので注意しておいてください。 時間の遅れが出ている場合はコントロールタワーで確認できます。

タイヤの空気圧チェック(走行直前)

走行前にタイヤの空気圧を調節します。

先ほども紹介しましたが、僕はタイヤが Neova AD07の場合に、温感230kPaにするために冷感200kPaにしています。

夏のときは冷感の空気圧はもっと低くてもいいですね。

気温,路面温度,気圧,タイヤの空気圧をメモしておきましょう。 今後のためのデータベースになります。

サーキット走行

コース前待機

5分前ぐらいには長袖, 長ズボン, ヘルメット, グローブを身に着けて いつでも走れる準備をしておきましょう。

準備ができましたら、走行券をもってコントロールタワー前の入り口に待機しましょう。

オフィシャルが走行券を受け取りに来ます。

チケット受け渡し

コースイン

いよいよコースインです。

運転席側の窓は閉じておいてください。運転席側の窓を開けたまま走行すると黒旗で注意を受けてしまいます。

サーキットのコース入り口

オフィシャルに従い左にハンドルを切ります。

サーキットのコース入り口2

コースに入るときに右ウィンカーを付けます。

周りにコースインすると認識させます。

道路の合流と同じですね!

サーキットのコース入り口3

いよいよサーキットに入ります。

緊張の瞬間ですね。

高速道路に入る感覚で加速していきましょう!

サーキットのコース入り口4

始めのコーナ手前までは左側を直進しましょう。

すでにコースを走行している車がいる場合は 後ろから高速で走ってきます。

そのため、入り口付近から急に右側に出てしまうと最悪ぶつかってしまう可能性があるので注意してください。

サーキット走行

それではサーキット走行を楽しみましょう!

公道では味わえない加速感と速度を感じられるはずです。

僕が初めてサーキットを走った時は世界が変わった感じがしました!

サーキット走行

まずはサーキットに慣れることが大事です。

最初のうちはあまり速度を上げられないと思いますが、徐々に速度を上げていきましょう!

速い車が近づいてきたら無理に避けようとせずに、追い越してくれるのを待ちましょう。サーキットに慣れているドライバーはうまく追い越してくれます。

慣れている人であれば ウィンカーやハザードランプを使用してゆっくり走っていることや追い越しOKのサインを送ります。

走行終了

走行終了時間になるとチェッカーフラッグが振られます。

見逃さないように注意してください。

チェッカーフラッグを確認してコントロールタワーを過ぎたらハザードランプを付けます。

ハザードランプを付けることで周りにゆっくり走ること伝えます。

チェッカーフラッグ

コースをゆっくり一周まわって出口を目指します。

出口が見えましたら左ウィンカーを出して出口に向かいます。

コース出口1

道なりに進みます。

コース出口2

左からコースを出て自分のピット(または駐車場)へ戻ります。

コース出口3

走行後

タイヤの空気圧チェック

走行後すぐに空気圧をチェックします。

タイヤが温まった状態の空気圧で走行中のタイヤのパフォーマンスが決まります。そのため、タイヤが冷める前に空気圧を確認します。

正確な温感の空気圧を測定したい方は、走行中にピットロードで確認することをおススメします。

走行が終わり、帰る方はタイヤが冷めた後に空気圧を入れます。

タイヤの温度が下がると、規定の空気圧より低い値になっている可能性があります。空気圧が低い場合は、タイヤに空気を入れましょう!

エンジン回りの確認

エンジン回りの確認を行います。

サーキット走行ではエンジンに負荷を与えるので、エンジンに異常が発生する可能性も高くなります。

そのため、走行後は エンジンのオイル漏れや水漏れが無いことを確認しておきます。

ホイールナットの締め付けトルク確認

走行後にホイールのナットが振動や熱で緩んでいる可能性があります。

走行後に熱くなったホイールが冷めたら締め付けトルクをしっかりチェックしましょう。

アドバイザーからのアドバイス

走行前にアドバイザーにアドバイスをお願いすると、走行中のドライビングをチェックしてもらえます。

走行後に丁寧にアドバイスをいただけます!

他の方も多くアドバイスを受けており、とても人気があります。待ち時間が長い場合もありますので、タイミングを見て声を掛けましょう。

サーキットアドバイザーによるアドバイス

片付け

走行が終了したら 、工具や荷物をクルマに乗せましょう。

走行後はそのまま帰ることができます。 コントロールタワー受付に伝える必要はありません。

ただし、空気入れや計測器を借りている方は返却することを忘れずに!

走行後はクルマを洗ってあげましょう!

ホコリやタイヤが飛んできた跡が付いていたりとボディが汚れます。タイヤ・ホイールもブレーキパッドの粉が付着している場合があります。

まとめ

いかがでしたか?

サーキット初心者に向けに、筑波サーキットを例に受付から準備、サーキット走行、走行後まで紹介しました。

これからサーキットを走ってみたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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